天使は本当にいるのか。いるとすれば、いつから、どこにいるのか。
天使は、“御使い”とか“主の使い”ともいいます。天的な体を持っているらしく、地上の人間の目に見える形で現れることもあるが、普通は見えない状態で、天上にあって、喜びのうちに神とともに住んでいるようです。
しかし、無為にではなく、賛美ばかりでもなく、他に何もしていないのではなく、神の働きを助けて有益な活動に従事しているようです。例えば、神のメッセンジャーとして、神の意志の具体的実行者として、天上と地上を自由に往来して活動しているようです。
著名な天使のうち、ミカエルは戦いのために、ガブリエルは御心を伝えるために、ケルビムはかつて至聖所で仕えるために、セラピムはおそば近くで神聖さを守るために、とそれぞれ働きが分かっています。
このほか、地上に名の知れていない天使(御使い)が天上には大勢いるようで、イエスは捕らえられる前に「父なる神に十二軍団以上の御使いを遣わしてもらえる」と語られたほどです。また「ひとりの罪人が悔い改めるなら、神の御使いたちに(天で)喜びがわき起こるのです」(ルカ15:10)とも教えられました。
このような御使いたちは、天地創造の前の段階で、別の天地で、別の救いで、御使いとせられたのかもしれません。
私たちも、キリストを信じて救われたとき、復活の後、御使いのようになると、イエスはお答えになりました。うれしい周倒なご計画ではないでしょうか。
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