人間の先祖は“猿”ではないのか。
猿と人間は、外見は似ていますが、実質は大きく違っています。呼吸数、体温、脈拍、白血球・赤血球の数など、生理の基本が違うのです。だから、猿と人間は性的に交わることができません。交わっても子を産むことができません。
人間には人格がありますが、猿にはありません。それは、単に脳容積が大きいとか小さいとかの問題ではありません。人間は人格によって個別自存性を意識し、自己意思を決定し、自己表現できる者となりました。論理的、理性的、道徳的に考えることのできる存在です。
これは、人間が神に似せて造られた存在であるからです。猿はいくら訓練されて学習を積んでも、人間にはなれません。猿が進化して人間になったのではありません。猿はどこまで行っても猿、人間はどんな原始的な人でも人間です。
なお、猿人、原人については、次回以降に述べます。
◇