【CJC】ジャカルタ発・共同通信が報じるところでは、インドネシア・東カリマンタン州サマリンダで13日、教会の入り口付近にいる信者らに向けて男が火炎瓶を投げ付け、4人が負傷した。男は住民に捕まり、警察に引き渡された。地元警察が発表した。
目撃者によると、信者らは日曜の礼拝が終わり、教会から出てくるところだったという。
男は「ジハード(聖戦)」などと書かれたTシャツを着ていた。警察は、イスラム過激主義に傾倒している可能性があるとみて、背景などを調べている。
インドネシアは国民の約9割がイスラム教徒で、キリスト教徒は少数派。8月28日にはスマトラ島メダンのカトリック教会でも、過激派組織「イスラム国」(IS)の過激思想に共鳴した男に司祭が襲われる事件が起きている。