日本CGNTVが今年2月1日から20日間に日本の視聴者258人を対象に行ったアンケートで、「CGNTVの奉仕が日本宣教にとって必要だと思いますか?」という質問に対して無回答の14人を除き、99%の240人が「非常にそう思う」と回答した。また、プログラムに対する満足度は80%を上回ったという。
日本CGNTVのキム・ギョンフン本部長は、「日本CGNTVがこれほど短期間で視聴者を得て宣教することができたのは、韓国人宣教師の方々の強い助けと献身、犠牲のおかげです」と語った。キム本部長は、日本CGNTVの開局時から現在まで韓国から派遣されたスタッフと協力して放送の働きのために奉仕してきた。
日本CGNTVは06年10月30日に東京で、同31日に大阪で開局式典を開き、スタート。開局から約1年5カ月が経過したが、依然として不足する面が多く、日本の教会と宣教師から多くの協力と支援を受け支えられているという。
現在日本CGNTVの番組には、20の地域から約300人の日本人牧師が出演している。また、約500の教会と25の宣教団体、主要な教団と緊密な協力関係を結んでいる。
キム本部長は「韓国人宣教師の方々の助けがなかったら本当にここまで来ることができなかった。現在、CGNTVが全国放送をしているが、これが可能となったのは各地の韓国人宣教師の方々の助けがあったからです。宣教師の方々は直接車を運転し、撮影スタッフを連れて各教会に紹介をして回ってくれさえした」と感謝の心を伝えた。
一方、キム本部長は日本CGNTVのアイデンティティが明確に日本人宣教のために存在していることを何度も強調。その一環として日本の無牧教会へのキャンペーンを紹介した。
無牧教会キャンペーンは牧師の訪問が一ヶ月に1回以下の教会や、完全に無牧状態の教会を訪問して、CGNTVの衛星アンテナを設置する活動である。日本の教会は、その約40パーセントがこれらの教会に該当するとされており、これらの教会のために365日24時間の衛星放送を通して説教と教育のためのプログラムを提供する。
キム本部長は「CGNTVが無牧教会の代案なのではなく、無牧の教会に牧師が招かれるまで礼拝をささげ、霊性を維持する助けとなりたい」と語った。
キム本部長は日本CGNTVが目指す奉仕について、▲日本の教会をひとつにする「福音情報ネットワーカー」としての奉仕 ▲持続的なコンテンツの提供を通して日本の教会の成長を支援する奉仕、▲キリスト教界の立派な指導者に光を当て、「リーダーシップの模範」を視聴者に提供する奉仕、▲無牧教会キャンペーを通して福音が届きにくくなった場所に希望を作るプロジェクトを実施する奉仕などを提示した。(韓国クリスチャントゥデイ)