【CJC】沖縄県うるま市教育委員会は9月26日、同市勝連にある世界遺産「勝連城跡」内で、ローマ帝国とオスマン帝国時代のコインが発見されたと発表した。琉球新報などが報じた。
発見されたコインは鋳造製の銅貨計10枚。そのうち4枚は3〜4世紀代のローマ帝国時代、1枚は1669〜79年に製造されたオスマン帝国時代のコインと推測される。そのほか5枚の年代については調査中。
市教育委の横尾昌樹主任主事は「勝連城が西洋との接点があったことは確かだ。勝連城の廃城後の歴史は分からないことが多々あり、今後の解明につながる貴重な資料になる」としている。