聖霊はどのような存在なのか、何をするのか、神との関係はどうなのか。
A 聖霊は、「神の霊」とも「御霊」とも呼ばれ、「神」を構成する神です。前回の図で言えば、粒々のみかんに当たるものです。
B 聖霊は、単なる神の活動力ではありません。人格を持っている点、すなわち、独自に考え、働く主体であることが、聖書の多くの箇所で記されています。〔エホバの証人は、聖書よりも組織の教えを大事にして、この点を理解できませんが〕
C 聖霊は、父なる神から離れて、独自に人格的に働きます。これを聖霊の発出(はっしゅつ)と言います。前々回の図を参照してください。
D 聖霊は、キリストを信じる人の心の奥底に宿ります。信徒の心に神の知恵を示し、信仰を強め、悪いこと・自我の気持ちをコントロールします。信徒が神の御心の通り生きるよう励まし、つらいことに耐えられるよう慰め、支え、希望を与えてくれます。
人間と聖霊の関係を図化すると次の通りです。
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