VIPプリズム「闇から光へ」のシンポジウム「薬物依存と社会内処遇」が、9月17日(土)に東京都千代田区のカトリック麹町聖イグナチオ教会で開催される。参加無料。予約不要で誰でも参加できる。
パネラーとして登壇するのは、薬物依存症リハビリテーションセンターDARC(ダルク)の「武蔵野ダルク女性ハウス」代表を務める渡邊智子氏と、VIPプリズム会長でNPO法人マザーハウス代表の五十嵐弘志氏。
渡邊氏は、15歳で薬物依存症に陥る。日本初のダルク女性ハウスでリハビリ後、一般企業で働きながら、女性サポーターとして自助グループで女性の仲間をサポートする。その後、日本ダルク本部職員を経て、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症からの回復と社会復帰を支援するリハビリテーション施設「立川マック」(東京都立川市)の職員として勤務。現在は「武蔵野ダルク女性ハウス」代表として、薬物依存に陥った女性たちのサポートを続けている。
日本の犯罪の中で薬物事犯の占める割合は高く、また、再犯の可能性も高いとされる。7月26日の相模原障がい者施設殺傷事件で逮捕された容疑者が薬物使用者であったことも記憶に新しい。薬物犯罪による悲劇を起こさないために、本当に必要なこととは何かを考え、さらに、薬物依存からどうすれば回復することができるかを語ってもらう。
問い合わせは、VIPプリズム(電話:080・3729・0067、[email protected]、担当:五十嵐)まで。
日時:2016年9月17日(土) 午後2時~5時(開場:午後1時半)
場所:カトリック麹町聖イグナチオ教会岐部ホール404号室
(住所:東京都千代田区麹町6−5−1)
定員:100人