「戦後70年 荒野で叫ぶ者の声~信者の罪の告白と悔い改め聖会~」(実行委員長:奥山実・世界宣教センター所長)が8月14日(日)午後7時から、東京都渋谷区の21世紀キリスト教会広尾チャペルで開催される。
71回目の終戦記念日に合わせて開かれるこの聖会は、軍事政権下において、日本の教会が犯した偶像崇拝の罪に対する悔い改めの集会。聖会に与えられた御言葉は「あなたたちは、いつまでどっちつかずに迷っているのか。もし主が神であるなら、主に従え。もしバアルが神であるなら、バアルに従え」(Ⅰ列王記18:21)で、戦前戦中における日本のクリスチャンの神に対する罪に光を当て、エリヤの日のように「主こそ神です」と告白し、悔い改めの時を持つ。
この聖会での基本方針は次の5つ。
- この聖会では“国家の罪”と“信者の罪”を切り分け、後者の罪に光を当てる
- 国家神道に対するクリスチャンの妥協の“戦前戦中の罪”を悔い改める
- 前項の罪を直視しなかった“戦後の罪”を悔い改める
- 特定の個人や団体を批判、断罪するものではない
- 天皇制賛成や反対などの政治的発言をするものではない
実行委員長の奥山氏は、日本の教会は、第2次世界大戦中、軍事政権の強制によって犯した偶像礼拝の罪を、全体的に、公には悔い改めていないと話す。そして、Ⅱ歴代誌7:14の「リバイバルの聖句」を引用し、日本のリバイバルを求めるのならば、「『「日本のキリスト者が』『日本の教会が』主の御前にへりくだり、日本の教会が犯した罪を、徹底して悔い改めなければならない」とし、朝鮮戦争によって韓国の教会が壊滅的な危機に見舞われたときに、各教団、教会がそれぞれ「悔い改めの集い」を持ち、その後、大リバイバルが起きたと語る。
また聖会では、各々の教会の主日礼拝において、世の支配者にぬかづいた戦前の信者の罪、それを直視しなかった戦後の信者の罪、この2つの信者の主に対する罪の悔い改めの時を持つことを呼び掛けている。
問い合わせは、宣教師訓練センター(電話:080・5889・7540、メール:[email protected])。同聖会のホームページで開催の趣旨を見ることができる。