“聖書の神”以外に神はいないのか。多くいてもかまわないのではないか。めいめい好きな神を選べる方がいいのではないか。
まず、聖書がどう言っているのか見てみましょう。
「私たちは、世の偶像の神は実際にはないものであること、また、唯一の神以外には神は存在しないことを知っています。なるほど、多くの神や多くの主があるので、神々と呼ばれるものならば、天にも地にもありますが、私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです」(Ⅰコリント8:4~6)
もし、あなたが、聖書の神以外に「これが本当の神だ」と確信する神がいるなら、その神を拝み、信奉すればいいのです。信教の自由がありますから。ただし、それでいろいろ害を被ったり、むなしい結果になっても致し方ありません。
宗教(神信仰)は本来、全人格的、全人生的にかかわるものであり、多大の時間とエネルギーと(場合によっては財産と)を投入するものですから、後になって本当の神でなかったということにでもなれば目も当てられません。よ~く注意し、よ~く調べて、本当に信仰に値するものかどうかを見極めなければなりません。その点、聖書の神は長い歴史と世界中に広まった実績で、心配ありません。
もし、聖書の神よりも魅力的な神がいて、間違いないと証明されているなら、それに信頼してもいいでしょう。しかし、そのような神はどこにも見いだせません。せいぜい人間が頭の中で空想して作りあげたものでしょう。
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