千葉県松戸市にある小学校を爆破するなどと、インターネットの掲示板に書き込んだとして、千葉県警は7日、愛知県に住む中学3年の男子生徒(14)を威力業務妨害容疑で書類送検した。男子生徒は容疑を認めており、松戸市以外の市役所にも爆破予告のメールを送ったことがあるなどと話しているという。NHKなどが伝えた。
NHKによると、この男子生徒は5月2〜9日、インターネットの掲示板に、松戸市にある小学校に強力な小型時限爆弾を仕掛けたなどと書き込み、小学校の業務を妨害した疑いが持たれている。朝日新聞によると、男子生徒が爆弾を仕掛けたとしたのは、松戸市立六実(むつみ)第三小学校。NHKによると、同小学校は書き込みを受け、同10日には休校し、約10日間にわたって一部の授業を中止した。
一方、共同通信によると、男子生徒は、松戸市役所に爆破予告メールを送り、威力業務妨害罪で公判中の無職・安藤良太被告(21)=埼玉県上尾市=について、「神のようだった。いたずらを広めたかった」と話しており、安藤被告の犯行を模倣したとみられているという。
同紙によると、男子生徒は掲示板に「5月10日の午後3時34分に爆発するように設定した。児童の大半は死ぬだろう」と書き込んでおり、「午後3時34分」は安藤被告が爆破予告のメール内で用いていた時刻だという。