発祥の地に、キリスト教会はなくなったのか。
~中近東のキリスト教会の流れ~
キリスト教はそもそもの当初から、「エルサレム、ユダヤ、サマリヤおよび地の果てにまで」宣べ伝えられるはずでした(使徒1:8)。その通りになりましたが、伝播とともにそもそもの発祥の地と周辺から全くいなくなったわけではありません。ペンテコステの日以来、中近東にはキリストを信じる人々がずっとい続けました。今もいるのです。中近東各地におよそ700万人(エチオピアまで含めると2千万人近い)信徒と、その教会が存在するのです。彼らは歴史の大波小波に翻弄(ほんろう)されてきましたが、それでもしっかりと、教会のもと、存在し続けているのです。彼らを決して忘れてはならないのです。
以下に流れ図(説明付き)を掲げます。
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