自宅で大麻を所持していたとして28日、沖縄キリスト教学院大学の准教授の男が大麻取締法違反の疑いで逮捕された。このことを受けて、同大の中原俊明学長が29日、謝罪の声明を発表した。
中原氏は、「高等教育機関として誠に遺憾であり、重く受け止めております」とし、「今後につきましては、本学の規則に基づき厳正に対処するとともに、二度とこのような不祥事が起きないよう万全を期す所存であります」と述べた。「本学学生、保護者、卒業生、地域の皆様並びに関係者の皆様に不安とご心配をお掛けしましたことに対して、心からお詫び申し上げます」と謝罪した。
沖縄の複数のメディアによると、逮捕されたのは同大准教授のジェフリー・シンハ容疑者(41)で、シンハ容疑者は警察の調べに対し、「大麻に間違いありません」と容疑を認めているという。警察では入手経路などについて調べを進めている。