昨年オープンした創世記の6日間創造を様々な形で紹介しようとする博物館「クリエーション・ミュージアム」で知られる米国の「アンサー・イン・ジェネシス」が、創造論を扱うオンライン専門誌「アンサーズ・リサーチ・ジャーアナル(Answers Research Journal、ARJ)」をこのほど創刊した。
オーストラリアの地質学者アンドリュー・スネリングが編集を手がけ、事前の論文審査も存在する。「聖書的な枠組みの中で、(数億年前ではなく)近年に地球が創造された、また世界的規模でノアの洪水が起こったという視点に立つ、科学およびその他の関連分野にまたがる研究成果を発表する場」として提供され、すべての論文を無料で閲覧、ダウンロードすることが出来る。
一方、5600平方メートルの敷地を有する「クリエーション・ミュージアム」は開館後の2日間で世界各国から130以上のメディアが訪れるなど注目を集め、年間の目標来館者数をわずか5カ月間で達成している。聖書に基づく世界観を科学的証明によって紹介する方法に問題があるなどの批判もあるが、「アンサー・イン・ジェネシス」の創設者ケン・ハム氏は「我々はこのことで神を褒め称えています」と述べ、支持者・反対者のすべてに感謝していると語っている。
「アンサーズ・リサーチ・ジャーアナル(Answers Research Journal、ARJ)」:サイト