同志社大学の舞踏サークルに所属する1年の男子学生(19)=京都府京田辺市=が、サークルの合宿先のホテルで飲酒後に死亡した事故で、同志社大学は村田晃嗣学長のコメント(2日付)を4日、公式サイトで「重要なお知らせ」として公開した。
村田学長によると、亡くなったのは理工学部1年の男子学生で、所属していた舞踏サークルは大学公認のサークルだったという。
村田学長は「昨年4月に本学に迎えたばかりの前途洋々たる若者が、志半ばにしてその生涯を閉じられたことは痛恨の極みです。あらためて、亡くなられた学生のご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆さまに心より哀悼の意を表します」とコメント。これまで以上に飲酒事故防止に取り組むとする一方、学生らに対しては「今一度、命の重さに思いを致し、適切な知識と判断に基づいた自覚ある行動を取ることを強く望みます」とした。
男子学生は先月26日朝、サークルが合宿をしていた兵庫県豊岡市のホテルで、布団の中でぐったりしている状態で見つかり、病院へ運ばれたが死亡が確認された。前日夜にはサークル仲間と飲酒をしており、MBSによると、司法解剖の結果、死因は急性アルコール中毒とみられている。