気象庁は24日、今年の夏(6〜8月)の予報を発表した。発表によると、西日本と沖縄・奄美では、夏の気温が平年よりも高い見込みで、東日本も平年並みか高い見込みだという。北日本はほぼ平年並み。
降水量は、沖縄・奄美ではほぼ平年並みの見込みだが、北・東・西日本では平年並みか多い見込み。
梅雨の時期は、全国的に平年と同様に曇りの日や雨の日が多い見込み。梅雨の後は、沖縄・奄美では、太平洋高気圧の勢力が強く、平年に比べて晴れの日が多い見込みだが、北・東日本では太平洋高気圧の張り出し
が弱く、平年に比べて晴れの日が少ない見込みだという。
気象庁はまた、向こう3カ月間(3〜5月)の予報も発表。3〜5月は、全国的に南から暖かい空気が流れ込みやすく、気温が高くなるという。西日本では、低気圧や前線の影響で向こう3か月の降水量が多く、東日本太平洋側と沖縄・奄美でも平年並か多い見込み。