【CJC=東京】中国雲南省の『家の教会』(地下教会)の信者2人が昆明市西山区公安局(警察)に出向き、2007年12月初めに押収、焼却された聖書について説明を求めたところ、警官から逆に殴打されるという事件があった。米国に本拠を置く中国の宗教抑圧監視団体『対華援助協会』は、当局者は2人を強制的に退去させようとした、と伝えている。
警察を訪れた1人、女性信者リャン・グイハさん(梁桂華=54)は、壁に打ちつけられて、10分以上も意識を失い、病院で治療を受けた。警察署を去った後に、メンバーはその土地の病院に行った。その間の事情説明を求めに警察に戻った1人に、警察官は事件を目撃したが、説明しない、と語ったという。