新潟市東区大形本町の住宅で17日朝、火事が発生し、木造2階建ての住宅が半焼した。焼け跡からは、この家に住む新潟市職員・石本昇子さん(51)の遺体が発見された。石井さんは前日16日夜、男性をはねる交通事故を起こしていたという。産経新聞などが伝えた。
同紙などによると、石本さんは16日午後8時ごろ、新潟市東区内の国道で、自転車に乗っていた60代の男性をはねる交通事故を起こしていた。男性は病院に運ばれ意識不明の重体。石本さんは警察から聴取されるなどして、同日午後11時ごろに帰宅していたという。
翌17日午前7時20分ごろ、石本さん方から火が出ていると近所の人から通報があり、NHKによると、火は約1時間後に消し止められたが、2階の居間で石本さんの遺体が見つかった。1階のリビングの燃え方が激しく、警察は火事の原因を調べるとともに、交通事故と火事との関連についても慎重に調べている。
TBSによると、石本さんの自宅の近くには小学校があり、火事が発生した時間帯は登校時間とも重なったため、現場近くは騒然となり、児童が一時体育館に避難するなどしたという。