「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」の早期世界遺産登録に向けたシンポジウムが2月2日に佐世保市、同3日に平戸市で開かれる。昨年6月27日にユネスコの世界遺産委員会で同関連遺産が世界遺産暫定一覧に登録されたのを受け世界遺産登録への期待が高まる中、市民レベルでの認識を深め、理解と協力を求めるのが狙い。
シンポジウムでは、さだまさしの妹である長崎出身の歌手・佐田玲子によるミニコンサート、長崎国際大学の片岡力教授と細田亜津子教授による対談講演「地域の『たからもの』から世界の『たからもの』へ」、「世界遺産登録を目指して〜長崎の教会群とキリスト教関連遺産を守ること、活かすこと〜」をテーマに県世界遺産登録推進室長、開催各地市長を加えたパネルディスカッションが行われる。
両日とも午後1時半開会。会場となる佐世保市の「アルカスSASEBO・中ホール」は約500人、平戸市の「田平天主堂・信徒会館」は約200人を収容可能。いずれも入場無料。問い合せは県世界遺産登録推進室(095・894・3386)まで。