京都府在住の高校1年の男子生徒(16)が9日、同じく京都府在住の同級生の女子生徒(16)の首を絞め、包丁で切り付けるなどして殺害しようとしたとして、承諾殺人未遂容疑で逮捕された。2人は心中するつもりだったとみられ、男子生徒は容疑を認めている。毎日新聞などが伝えた。
同紙によると、女子生徒は「死にたい」と書き残したメモを自宅に残し、6日夜から行方が分からなくなっていた。家族が届け出て警察が捜していたところ、8日早朝、大阪府吹田市の橋の上で男子生徒と共にいるところを発見した。
警察が事情を聴いたところ、心中しようと大阪まで来たと男子生徒が話したという。男子生徒は、6日深夜〜7日早朝、大阪府茨木市内かその周辺で、女子生徒の首を絞めたり、包丁で切り付けたりするなどして、殺害しようとした疑いが持たれている。
男性生徒は「(女子生徒を)殺すことができなかった」(同紙)と話しており、女子生徒は軽症だという。
時事通信によると、女子生徒は男子生徒に「死にたいけど死にきれないから殺してほしい」と話していたという。