神奈川県綾瀬市大上5のアパートで4日午前1時ごろ、男性3人が倒れているのが見つかった。毎日新聞によると、アパートの住人だという男性から「父と兄を殺した。自分も死ぬ」と神奈川県警大和署に電話があり、警官が駆け付けたところ3人が腹部などから血を流して倒れているのを発見したという。
同紙によると、発見されたのは、このアパートの住人とみられる60代の父親と40代と30代の兄弟とみられる男性3人。死亡したのは父と兄とみられている。警察は身元の確認を急ぐとともに、弟が無理心中しようとした可能性もあるとして、殺人容疑で捜査している。
現場は木造2階建てのアパートの1階で、父親とみられる男性は台所で、兄弟とみられる2人は隣の和室で倒れていたという。3人とも腹部に数カ所の刺し傷があり、血の付いた包丁も見つかったという。また、警察が駆け付けた際、アパートは施錠されており、外部から侵入などがあった形跡はなかったという。