昨年6月、9月、11月と3回にわたってセミナーを開催し、大きな反響を呼んだレイモンド・ムーイ氏が2月25〜27日の3日間、東京都中央区の日本橋公会堂ホールで再びセミナーを行う。実行委員会(佐々木満男大会会長)は25日、同会場で決起会を開催。当日セミナーの行われるホールで委員会のメンバーが集まり、大会の成功を神に祈り求めた。
ムーイ氏は、イスラム教が国教のマレーシアで神学校「スクール・オブ・アクツ(School of ACTS)」を設立。今では東南アジア5カ国を拠点に、毎年500人以上を宣教の現場へと送り出している。世界各国で数千、数万人規模の大集会を開催し、聖書の福音を伝えている。さらに、マレーシアでは戦後初のキリスト教系総合大学「ライフ・カレッジ(Life College)」を創設。現理事長を務めている。
ムーイ氏は、生後まもなく親に捨てられ、孤児院で育った。そのため、実親の顔も、自分の誕生日すら知らない。しかし、イエス・キリストによって示された神と出会ったことをきっかけに文字通りの無一物から身を起こし、今では政財界にも影響を及ぼす人物となった。
日本での集会は今回で4回目となる。昨年は1年間に3回ものセミナーが開かれ、関係者の注目を集めた。回を重ねるごとに評判は高まり、セミナー中に神の癒しを体験した人々が次々と証言を始めた。
聖書には、イエスが福音を告げ知らせると同時に悪霊を追い出し、数多くの癒しの奇跡を通して神の栄光を現したことが記録されている。聖書で語られている神は、私たちの魂だけでなく、肉体を含めた全人的な救いの恵みをもたらす癒し主である。イエスが天に上げられた後も、使徒たちはイエスの御名によって数多くの癒しの奇跡を行なった。
末期がんで後1週間の命と宣告されたある女性は、昨年6月の集会での祈りによって、その日に人工呼吸器をはずすまでの奇跡的な回復を遂げた。その後も回復は続き、今月中には退院を予定している。
また、運動神経および小脳の難病で体のバランスがとれず、手すりを持たずには階段を上り下りできなかった女性は、集会での祈りの後、手すりを持たずに階段を上り下りする元気な姿を前会衆の前で披露した。
ムーイ氏は、「神の御言葉は決して変わらない」と強調する。使徒ペテロとヨハネは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい」(使徒3:6)と語り、生まれつき足のきかない男の人生を変えた。2000年前に働かれた神は、今も私たちのうちに生きて働いておられる。
実行委員会は、当日までに5回の祈り会を日本橋公会堂で開き、セミナーのための祈りを積む予定だ。
セミナーの申し込み、問い合わせは、セミナー実行委員会(電話:03・3561・0174、ファックス:03・3561・0178、メール:[email protected])まで。