伝道師でシンガーソングライターの陣内大蔵さんと、山口県宇部市の市民ら約60人が出演する音楽劇「街の歌が聞こえる〜僕んちは教会だった」が2月11日、同市の渡辺翁記念会館で上演される。06年発足の市民団体「演劇で宇部を元気にする会」(青谷和彦代表)が主催する。読売新聞が伝えた。
陣内さんは、日本基督教団東美教会の伝道師。昨年には著書「僕んちは教会だった」(日本キリスト教団出版局)を出版し、各地で記念のチャリティーコンサートを開催した。今回の劇は同著が原作となっている。
同紙によれば、劇には小学生から70歳代の出演者、スタッフを含め約100人が携わっている。練習は昨年末から行われている。当日は、演劇による町の活性化について話し合うシンポジウム「演劇でにぎわうまちづくりを!」をも行われる。
上演は2月11日午後2時、同6時からの2回。シンポジウムは同4時から。入場料は500円で、中学生以下は無料。問合せは、「演劇で宇部を元気にする会」(電話:0836・32・6661)まで。