【CJC=東京】米聖公会は11日、カリフォルニア州サンホアキン教区のジョン=デービッド・ショフィールド主教に3月まで聖務執行を差し止めた。聖書理解と同性愛問題での違いをめぐって同教区が聖公会から離脱することを昨年12月6日決定したことに対するもの。教区自体が離脱を決めたのはこれが初めて。
3月13日に聖公会指導者が最終判断するが、それまで再考の時を与えたものとカサリン・ジェファート・ショリ総裁主教の『カノン』チャールズ・ロバートソン氏が語った。
今回の措置に対する教区側の反応はなお確かではないが、離脱を決めても教区自体とその財産は分離出来ないとする聖公会側の見解を同教区は否定している。