千葉県大網白里市駒込の交番で5日未明、駐車していたパトカーに墨汁のような液体がかけられる被害が発生した。付近では同様の被害が相次いでいるという。TBSなどが伝えた。
TBSによると、被害があったのは大網白里市のJR大網駅近くの交番。警官が5日午前0時過ぎにパトロールに出た際には異常はなかったが、午前2時50分ごろに交番に戻ってきたところ、パトカーや交番の壁に墨汁のような黒色の液体がかけられていたという。
テレビ朝日によると、犯行時間とみられる5日午前0時から午前2時50分の間には、交番の2階で別の警官が仮眠をしていたが、1階には誰もいなかったという。パトカーにかけられた液体はすでに洗い流されている。
付近では、先月20日と21日にも、歩道橋の上から墨汁のような液体がまかれ、停車していた乗用車が被害に遭っている。警察は同一犯による犯行とみて、パトロールを強化するなどしている。