「みなさん一緒に新年をお祝いしませんか」−大晦日の31日午後11時45分から元日未明にかけて、JR大久保駅のすぐそばにある東京・淀橋教会で、大久保通りを行き交う市民と一緒に新年を祝うカウントダウンイベントが行われた。
同教会主管牧師の峯野龍弘氏が道行く人々にマイクで参加を呼びかけると、若者や家族連れなど約40人が集まり、教会員と一緒に「アメージンググレイス」などよく知られた賛美歌を歌いながら新年を待った。
カウントダウンは会堂の壁にパワーポイントで数字を映し出して行われ、新年を迎えると参加者は互いに「おめでとう」の声を掛け合って新年の幕開けを祝った。
教会前の広場では無料で年越しカップそばを配布。凍える寒さのなか、参加者たちは温かいそばをみなおいしそうに食べていた。
たまたま教会に立ち寄ったある年配の男性は「一生の思い出になります」と、そばを食べながら満面の笑みを浮かべていた。