派遣社員の女性(47)が運転する軽自動車に追突し、その後逃走したとして、静岡県警天竜警察署の望月隼巡査(25)が16日、道路交通法違反(当て逃げ)などの容疑で逮捕された。
テレビ朝日や朝日新聞などの報道によると、望月容疑者は15日午後7時半ごろ、静岡県磐田市内の県道を乗用車で走行中、ブラジル国籍の派遣社員の女性が運転する軽自動車に追突した。女性は首や腰などにけがをしたが、望月容疑者はそのまま逃走した疑いが持たれている。
交差点で前を走る車が減速したのに合わせて、女性が停止したところ、望月容疑者の運転する車が追突したという。女性が逃走する望月容疑者を追い掛け、携帯電話のカメラでナンバープレートを撮影、家族が110番通報したという。
望月容疑者は「ぼんやりしていて追突してしまった。怖くなって逃げてしまった」と話し、容疑を認めている。静岡県内では15日、一斉の年末特別警戒が行われ、望月容疑者も交通違反の取り締まりに参加していたという。当て逃げをしたのは、勤務を終え帰宅する途中だった。