東京メトロ・半蔵門線の車内で2日午前8時半ごろ、備え付けの消火器が落下し、噴出する騒ぎがあった。電車が駅へ停車した際、消火器が落下したとみられている。
テレビ朝日の報道によると、このトラブルにより乗客5人がけがをしたほか、3人が体調不良を訴えている。一方、朝日新聞によると乗客8人が体調不良を訴え、うち男性1人が転んで病院に運ばれたという。
消火器が落下した車両は、半蔵門線の九段下駅から半蔵門駅に向かって走行していた10両編成の5両目。半蔵門駅に到着した際に消火器が落下したとみられている。
読売新聞によると、このトラブルにより電車が12分間半蔵門駅に停車し、乗客約1万6千人に影響が出た。消火器は、高さ約1メートル30センチの位置に金属製ベルトで固定されていたという。警察や東京メトロは落下の原因を調べている。