京都市右京区にある在日大韓基督教会(KCCJ)・京都教会(朴龍洙牧師)が、創立80周年を機に進めていた新会堂改築工事を終え、多目的ホールや会議室を増設するなど、より地域に開かれた教会として再出発した。
新会堂は5階建て、延べ約1600平方メートル。4階が礼拝堂で、3階に多目的ホール、2階に会議室を設置した。地元紙でも取り上げられ、今後は教会を地域が行う子育て支援や高齢者の交流の場としても開放していく予定だ。
同教会は1926年、当時、京都大学医学部研究生で留学生であった崔明鶴氏を中心に、数名が集まって礼拝をささげたのが始まり。58年12月に建てられた旧会堂は2階建てで、隣接していた牧師館も今回の工事で取り壊し、あわせて一つの建物にした。