貧しい子どもたちにクリスマスプレゼントを　サマリタンパース

　世界７００万人以上の貧しい子どもたちにまもなく、その内の多くの子どもにとっては今年唯一となるであろうクリスマスプレゼントが届けられる。キリスト教国際救援団体サマリタンパースが行う、世界でも最大規模のクリスマス慈善プロジェクト「オペレーション・クリスマス・チャイルド」によって、約１００カ国の恵まれない子どもたちに、おもちゃやペン、紙などの文房具、そして励ましのメッセージが入れられた靴箱が送られる。

　この働きは、伝道者ビリー・グラハム氏の長男フランクリン・グラハム氏によって始められ、９３年から毎年行われている。１１カ国の支援国に支えられて、これまでに１２０カ国、延べ６０００万人以上の貧しい子どもたちにクリスマスプレゼントを贈ってきた。

　フランクリン・グラハム氏は、「すでに何万人もの人々が、海外の貧しい子どもたちのクリスマスに輝きを与えました。しかし私たちは、この働きにまだ参加されていない人々が、新しくこの働きをクリスマスの習慣とし、世界中の子どもたちとクリスマスの喜びを分かち合われることを歓迎します」とさらなる参加を呼びかけている。