佐賀県小城(おぎ)市三日月町堀江の市道で26日朝、登校中だった小学生の女子児童5人の列に、乗用車が突っ込み、女児4人が重軽傷を負った。警察は、乗用車を運転していた会社員、中村かよ容疑者(46)を自動車運転処罰法違反(過失傷害)容疑で逮捕した。NHKなどが伝えた。
報道によると、事故があったのは26日午前7時半ごろ。現場は中央線や歩道、ガードレールなどがない幅約4メートルの市道で、周りは畑に囲まれた見通しの良い直線道路だった。当時女児5人は2列になって道路の右側を歩いていたが、中村容疑者が運転する乗用車が前方から突っ込んだ。
5人のうち小学2〜6年の4人が負傷。4人のうち2人が頭や足の骨を折る重傷で、2人は軽傷だという。4人とも命に別条はないという。一方、中村容疑者は、前をよく見ていなかったと話しているという。