プロテスタント系の諸学校によるキリスト教学校教育同盟(久世了理事長)と、カトリック系の諸学校による日本カトリック学校連合会(河合恒男理事長)が共同で運営するキリスト教学校教育懇談会主催の第5回公開講演会・シンポジウムが来年2月23日、東京・池袋の立教池袋中学校・高等学校で開催される。講師は立教学院院長の松平信久氏で、「現代に活きるキリスト教教育―当面する課題への対応を考える―」をテーマに行われる。
「カトリックとプロテスタントの垣根を越えてキリスト教学校教育の本然の姿勢を模索する」ことを目的に始まった同懇談会は毎年春に講演会とシンポジウムを開催しており、来年の開催で5回目を数える。これまでの講演会の内容は、小冊子としてまとめられ販売もされている。
来年のシンポジウムでパネリストを務めるのは、片山はるひ氏(上智大学文学部教授)、野々村昇氏(活水学院院長)、鎮目稔氏(聖心女子学院中等科・高等科教諭)、高田智子氏(香蘭女学校中学校・高等学校教頭)の4人。司会は、平塚敬一氏(立教女学院中学校・高等学校校長)。
参加費は一般が1000円で、学生は無料。会場の立教池袋中学校・高等学校(東京都豊島区池袋5‐16‐5)は、JR池袋駅西口から徒歩10分、東京メトロ有楽町線要町駅から徒歩5分。問合せは、キリスト教学校教育同盟(電話:03・3203・0362)または、日本カトリック学校連合会(電話:03・5632・4446)まで。