日本民族総福音化運動協議会(奥山実総裁)は9日、東京ブロック特別祈祷会を東京・新宿の新宿福興教会(菅野直基牧師)で開いた。手束正昭・同副総裁兼事務局長は、国内の教勢がこれまで伸び悩んでいた理由は「神様の時がまだきていなかったから」と述べ、今こそ日本の諸教会がこれから来るリバイバルのために備えるべきとの考えを示した。
手束氏は、日本にリバイバルが訪れないのは「日本に偶像が蔓延しているから」「戦時中、日本人が多くの人々を殺したから」などとする意見について、宣教がうまくいかないからといって日本の「罪さがし」をするのは「不健全」な考え方だと指摘した。
その上で、今はこの先必ず訪れる「神の時」に備え、教会が「(リバイバルを)しっかりと受け止める素地をつくらなければならない」期間だと述べた。
また、日本国民の質の低下に言及し、「このままでは日本がだめになる。日本の国を救うのはキリスト教、福音しかない」と、日本民族の救霊のために諸教会が一つとなって立ち上がる必要性を強く訴えた。