写真家・中西裕人氏による写真展「Stavros アトスの修道士」が、キャノンギャラリー梅田(大阪市北区梅田3−3−10梅田ダイビル地下1階)で10月29日(木)から11月4日(水)まで開かれる。
「Stavros(スタヴロス)」は、ギリシャ語で十字架の意味。ギリシャ正教最大の聖地アトスは世界遺産にも指定されており、中世より女人禁制を貫いたまま修道士たちが生活全てを祈りにささげている。ギリシャ国内でありながら修道士の自治領であり、入域および写真撮影は特別の許可が必要だという。裕人氏は今回、日本のアトス研究の第一人者である父のパウエル中西裕一氏(日本ハリストス正教会司祭)と共に許可を得て、修道士たちの姿とエーゲ海北部の豊かな自然を撮影した。
写真展は7月に銀座、8月〜9月に札幌、10月に仙台と、各地のキャノンギャラリーで開催され、梅田での開催は全国4会場で最後。7月に銀座で行われた展示の様子はこちら。
開館時間は、午前10時~午後6時(日・祝日は休館)。JR大阪駅桜橋口から徒歩5分。詳細はホームページで。