【CJC=東京】世界教会協議会(WCC)と国連児童基金(ユニセフ)が、子どもの権利推進に向けて世界規模で協力していくことが明らかになった。両組織が18日、ジュネーブとニューヨークで発表した。協力の内容としては、子どもへの暴力と気候変動の課題を挙げている。
活動の中心は、子どもの権利を認識、監視、推進することになると見られる。またWCCには長年にわたる神学的な積み上げと子どもへの関わりの歴史があり、ユニセフが子どもの権利と暴力防止に取り組んできた実績の活用が期待されている。
WCCとユニセフは、11月20日にジュネーブで開催される「子どもの権利」大会に先立ち、19日にジュネーブでセミナーを行う計画。