米バージニア州に本拠地を構えるキリスト教系テレビ局CBN(クリスチャン・ブロードキャスティング・ネットワーク)の次期最高経営責任者(CEO)に、現CEOのパット・ロバートソン氏(77)の息子ゴードン・ロバートソン氏(49)が就任することが分かった。パット氏が、CBNの主要番組「The 700 Club」で、ゴードン氏と共に出演し、発表した。AP通信が3日伝えた。
ゴードン氏は、今週末に開かれるCBNの取締役会で正式にCEOに任命される見通し。一方、パット氏は今後もCBNの会長として留まり、「The 700 Club」にもゴードン氏と共に継続して出演する。また、パット氏が設立したリージェント大学でも学長を継続して務める。
米国のテレビ伝道者であるパット・ロバートソン氏は、プロテスタントの保守派指導者の一人。CBN、リージェント大学を設立した他、米国のキリスト教連合設立などで知られている。