日本聖書協会では、クイズを通しての聖書愛読・通読運動の推奨を目的とした新しい試みとして、「聖書クイズ王決定戦」を昨年から全国各地で開催しており、これまでに、東京、大阪、福岡、名古屋で大会を開き、回を負うごとに盛り上がりを見せ、地域の教会、キリスト教主義学校関係者などが多数来場している。
その第5回大会が、8月29日(土)午後1時半から同3時まで、札幌市の北海道クリスチャンセンターで開催される。今回の聖書クイズ王に贈られる副賞は、東京ディズニーリゾート2泊3日旅行で、今大会の一つの魅力となっている。
また、この日は午後6時から同8時まで、同じく北海道クリスチャンセンターを会場に「聖書事業懇談会・札幌」が開催される。これは、現在進められている新しい聖書の翻訳事業について、その翻訳者兼編集委員の一人を講師に招いて行う講演会で、講演の後には質疑応答の時間もある。今年は3月に東京、4月に大阪で開催し、各会場とも100人ほどが参加、新翻訳に対する関心の高さを示した。今回は「新しい聖書翻訳をめざして―葛藤と喜びのうちに」をテーマに、新翻訳事業翻訳者兼編集委員で、藤女子大学人間生活学部教授の阿部包氏が講演を行う。
聖書クイズ王決定戦、聖書事業懇談会ともに入場は無料だが、事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは、日本聖書協会広報部(電話:03・3567・1988)、またはホームページから。