北海道を中心に活動する男性4人組の人気ロックバンド「ナイトdeライト」が、世界の飢餓・貧困問題に取り組むNGO団体、日本国際飢餓対策機構(JIFH)の親善大使に就任した。同機構が6日、公式サイトで発表した。
ナイトdeライトは今後、チャリティーコンサートやイベントなどへの出演、飢餓や貧困問題を伝えるオリジナルソングの提供などを通して、飢餓のない世界(ハンガーゼロ)の実現を目指す同機構の働きに協力していく。
親善大使就任にあたって4人のメンバーは、「今の社会に希望の光となっていきたいというナイトdeライトの願いは、世界で飢餓と貧困に苦しむ人々を見つけ出して助けようとする日本国際飢餓対策機構の働きと同じです。そのために共に力を合わせることができることは大きな喜び、感謝です」とコメント。同機構は、「これからも飢餓のない世界、ハンガーゼロ実現のためにナイトdeライトと共にさらに前進していきます」と述べ、継続した支援を呼び掛けた。
ナイトdeライトは、2006年に札幌市で誕生した「希望を歌うロックバンド」。メンバーは、平野翔一(ボーカル)、三橋恵之矩(えのく)(ギター)、長沢紘宣(ベース)、田中満矢(ドラム)の4人。地元北海道を中心に演奏活動を展開し、12年には「終わらない夢」が、コンサドーレ札幌の公式テーマソングに採用されたことで、一躍全国にその名が知られるようになる。「Stain」は、阪神タイガースのマット・マートン選手の登場曲に採用されており、人気と実績で注目を集めているロックバンドだ。