ローマ教皇ベネディクト16世が来年4月15〜20日まで、ワシントンやニューヨークなどを訪れ、初めて訪米することがわかった。訪米中、国連本部で講演もする予定だという。米CNNが13日、バチカン関係者の話として伝えた。
CNNによると、教皇は16日にはホワイトハウスでの歓迎行事に出席し、18日には国連本部で講演、20日には米同時多発テロ事件(9.11事件)で倒壊した世界貿易センタービルの跡地「グランド・ゼロ」を訪問する。また、19日は教皇就任3年目を迎え、それを記念して17日、20日には公開ミサを行う。
教皇はこの他、来年2月にフランスの聖地ルルドが聖母出現150周年を迎えるのに合わせて、同地で行われる記念行事にも参加する予定。