キリスト教の国際援助団体「グッドネーバーズ」(李一夏会長)は5日、ミレニアム開発目標(MDGs)の第2目標である「普遍的初等教育の達成」への貢献を認められ、ミレニアム開発目標賞(MDGs Award)を受賞した。同賞の授賞式は今回が初めて。李会長は、「ミレニアム開発目標施行の中間地点となる意味ある2007年に、ミレニアム開発目標賞を受賞することになり光栄に思う」と受賞を喜んだ。
この賞は、00年に189カ国の首脳が集まる国連総会で採択されたミレニアム開発目標に関連し、注目に値する成果を挙げた市民団体と公共機関に授与されるもの。式典はブラジル大統領宮で同日行われ、ルーラ・ブラジル大統領も出席した。
グッドネーバーズは、91年に韓国で設立。アフガニスタン、バングラデシュ、エチオピア、ネパールなど20カ国以上で、子ども支援プロジェクトや医療・公衆衛生事業、緊急支援活動などを行う。国連経済社会理事会(UNECOSOC)からNGO最高資格である総合協議資格(General Consultative Status)を取得している。