平和憲法の象徴ともいえる「憲法9条」を守るための学習や活動を広めるため、北海道釧路市で3日、新しく「釧路市鳥取地域・九条の会」が発足した。同会の代表となる運営委員長には、日本メノナイト鳥取キリスト教会牧師の三本昭氏(同会世話人代表)が選ばれた。地元の釧路新聞が伝えた。
同紙によれば、三本氏の他11人が世話人となり、約5ヶ月間に渡り同地域周辺の有志を募ったという。これにより、約120人が集まり、会設立に至った。
「九条の会」は作家の大江健三郎や井上ひさしなど日本の護憲派知識人・文化人によって04年に結成された。同会の呼びかけに応じて、各地、各界で自発的な「九条の会」が結成され、その数は5000以上に上るという。