12月に韓国で行われる国際大会への出場権獲得を目指して、全国のゴスペルシンガーが集まり競い合う「第2回G.POPコンテスト2007」が3日、東京都立川市の「99+TACHIKAWA」で開催された。国際大会は、韓国テレビ局「Christian TV System」で放送され、米国やカナダ、マレーシア、タイ、中国、韓国など世界各国のアーティストたちが集まる。会場は満員となり、どのアーティストが国際大会に進むのか注目が集まったが、今年はどの組も出場権を得られる「グランプリ」には選ばれなかった。また、グランプリに準ずる「準グランプリ」も該当者が出ず、今年は3人に審査員特別賞が贈られた。
特別賞に選ばれたのは、「SAGAMIHARA INSPRATIONAL WORSHIP SERVICE・米軍相模原住宅教会」の中川奈緒美さん(東京)と、フィリピン出身で青森ジョイフル・チャペルに所属するPlad Bernardさん(青森)、三条福音キリスト教会の内藤容子さん(群馬)の3人。中川さんはピアノを演奏しながら「届け、、、」を、幼い頃から地元の教会でクワイアーとして活躍し、地域のコンテストでも優勝したことがあるBernardさんは「Lead Me Load」を、今年7月にファーストアルバム「神の家とは」をリリースした内藤さんは、御言葉そのままを歌詞とした「キリスト賛歌」を歌った。
ワーシップ・ジャパン主催、韓国Christian TV System共催、ゴスペル東京リンキング制作、ライフ・ミュージック後援、ゴスペル音楽院、GMAJapan協力で行われたコンテストでは、ゴスペルシンガーの久米小百合さんやゴスペル音楽院のジョシュア佐佐木学長など5人が審査にあたり、昨年同コンテストでグランプリに輝いた竹下静さんもミュージックゲストとして参加した。
出場したのは、TONKO(東京)、大岡いさや(埼玉)、Joji(東京)、NEXTSTOP(松永潤、堀田活信)(東京)、中川奈緒美(東京)、上原ヨシュア(大阪)、Yukiko(広島)、Palad Bernard(青森)、内藤容子(群馬)、Yuji(神奈川)、the River(ヨセフ三本松、ダビデ前田、前田サラ)の11組。先月5日に行われた音源メディアによる一次審査を通過し、全国大会となる同コンテストでは、それぞれ個性ある歌声で主を賛美した。国際大会は来月6日、韓国ソウルで開催される。