国連と世界教会協議会(WCC)は、先月29日に米ニューヨークの国連本部で行われた両首脳による会談で、今後も互いにより強固な協力関係を結んでいくことを再確認した。
サムエル・コビアWCC総幹事は会談で、「開発、安全、人権などの相互関係に注目が集まる21世紀に面と向かう国連と同様に、WCCは他国間協調主義が今日のこれらの挑戦にこたえる唯一の道だと強く信じている」と述べ、潘基文(バン・キムン)国連事務総長に、WCCが国連の原則と目的に対してこれからも協力していくことを保証した。
一方、潘事務総長は、WCCが国連を支持する団体の中で重要な位置にあるとし、「民主主義、人権の分野においてWCCがもたらした重要な貢献」に対して深い感謝の意を表わした。