SIGNIS JAPAN(カトリックメディア協議会)が主催する第39回日本カトリック映画賞の授賞式・上映会が5月5日(火・祝)、東京都中野区のなかのZERO小ホールで開かれる。後援はカトリック中央協議会広報。
日本カトリック映画賞は、前々年の12月から前年の11月までに日本で公開された映像作品の中から、カトリックの世界観と価値観にもっとも適う作品に贈られる。今回の受賞作品は、杉本信昭監督の『谷川さん、詩をひとつ作ってください。』。詩人の谷川俊太郎さんが東日本大震災について書いた詩『言葉』を入り口にして、様々な土地で暮らす人々が発する言葉を追い、そこに潜む喜びや悲しみから再び谷川さんの詩が生まれるまでを描いたドキュメンタリー映画だ。
上映会後には、杉本氏と同映画プロデューサーの小松原時夫氏、カトリック多摩教会主任司祭の晴佐久昌英氏による鼎談(ていだん)が行われる。また、SIGNIS JAPANは今回新たに、真の平和に向かって一歩踏み出す勇気を与えてくれる映画などを応援する目的で「シグニス平和賞」を創設。大宮浩一監督のドキュメンタリー映画『石川文洋を旅する』を第1回受賞作品に決定した。その授賞式も同日あわせて行われる。
チケットの申し込みは、聖イグナチオ教会案内所(03・3230・3509)などで受け付けている。問い合わせは、SIGNIS JAPAN事務所(電話:090・8700・6860、担当:大沼、メール:info[アット]signis-japan.org)まで。
日時:2015年5月5日(火・祝)午後1時~(開場:午後0時10分~)
場所:なかのZERO小ホール(住所:東京都中野区中野2−9−7)
チケット:一般1000円、高校生以下・障がい者(介助者1人含む)800円
■ プログラム
午後1時~:日本カトリック映画賞およびシグニス平和賞授賞式
午後1時40分~:日本カトリック映画賞受賞作上映
午後3時半~:鼎談(杉本信昭氏、小松原時夫氏、晴佐久昌英氏)