韓国の人気俳優である金来元(キム・レウォン)が、韓国で来年放送予定のドラマ「食客」の出演を決める際、日曜日には礼拝に出るため、契約書に「日曜日の撮影にはできるだけ出ない」という条件を書いた。広告撮影などでドラマ撮影を抜けることがあるという条件は見かけることがあるが、今回のケースは珍しいと言う。AFP通信が23日伝えた。
韓国MBCの青少年ドラマ「私」(96年)でデビューしたキム・レウォンは、カトリック信徒。日曜日には欠かさずミサに通いたいということで、スタッフにこの条件を求めたという。関係者は同通信に対して、「実際には日曜日に撮影があれば、彼は参加している。教会にずっと通いたいという思いで、彼はこのような条件を契約書に入れたのだろう」と語っている。
「食客」は、単行本として100万部をを越えるベストセラーになった、漫画家ホ・ヨンマンの同名の作品が原作。韓国料理店「雲厳亭」を舞台に、韓国料理の真髄を求めて「ソンチャン」と「ボンジュ」の宿命の料理対決が繰り広げられる。作制作費として約15億円が投入され、来年上半期に放送が予定されている。キム・レウォンは、「ソンチャン」を演じる。