【CJC=東京】教皇フランシスコが9月に米国を訪問する際、ワシントンの連邦議会での上下両院合同会議で24日演説することが決まった。ジョン・ベイナー下院議長(共和党)が2月5日の記者会見で発表した。ローマ教皇が米議会で演説するのは初めて。カトリック信徒として知られるベイナー議長は「教皇に招待を受けていただき、アメリカ国民に代わってそのメッセージを頂くことを楽しみにしている」と述べた。
教皇訪米は、フィラデルフィアで開かれるカトリック教会の「世界家族会議」に出席するため。バラク・オバマ大統領との会談やニューヨークの国連本部での演説も計画されている。