【CJC=東京】イスラエルを訪問した安倍晋三首相は19日、ユダヤ教、キリスト教、それにイスラム教の聖地があり、ユネスコの世界遺産にも登録されているエルサレムの旧市街を視察した。NHKなどが報じた。
安倍首相は、昭恵夫人と共に旧市街を訪れ、まずイエス・キリストが十字架に架けられたとされるゴルゴダの丘に建てられた「聖墳墓教会」を訪れ、教会の内部にあるイエスが息を引き取ったとされる場所などを見て回った。この後首相は、ユダヤ教の聖地でユダヤ教徒にとって大切な祈りの場になっている「嘆きの壁」も訪れ、みずから壁に触れるなどして説明を聞いた。