【CJC=東京】ドイツのキリスト者は教会税を支払う義務がある。未婚者は各自が納めるが、結婚すると世帯ごとの納税となる。パートナー登録をしている同性カップルは、世帯としての支払いが認められていなかったが、このほどバイエルン州議会は、同性カップルの教会税について、婚姻関係にある夫婦と同等に扱うことを決定した。
2013年5月の連邦憲法裁判所の決定で、同性カップルと婚姻関係にある夫婦の税制上の不平等が、平等取扱原則に反するとみなされたことによる。2001年までさかのぼって申請すると、還付が受けられるという。