飢餓で苦しむ世界の子どもたちのために活動する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区)は、11月19日午後7時から、子どもの権利条約の採択25周年を記念して、日本で大ヒット中のドキュメンタリー映画『世界の果ての通学路』の無料上映会を、東京都中野区のなかのZERO小ホールで開催する。
子どもの権利条約は1989年11月20日、子どもの基本的人権を国際的に守ることを目指し、国連で採択された。「生きる権利」「守られる権利」「育つ権利」「参加する権利」の4つを柱として、子どもの権利の保障と実現をうたっている。2014年現在、194の国と地域がこの条約を締結しており、人権条約としては歴史上もっとも多くの参加を得ている。
採択された11月20日は、子どもたちが愛され、社会的に守られる世界の実現を目指して活動する日として「世界子どもの日」に制定されている。
映画『世界の果ての通学路』は、道なき道を何時間もかけて通学し、過酷な教育環境の中でも必死で未来を切り開こうとする子どもたちを追った感動のドキュメンタリー。2013年にフランスで公開され、年間観客動員数第1位を記録。日本でも大ヒットとなり、現在全国拡大上映中だ。
定員500人。事前に申し込みが必要。締め切りは10月27日(月)。詳しくは、ワールド・ビジョン・ジャパンのホームページ。