知っていただきたいのは、信仰の敵はサタンではないのです。本当の敵を言いましょう! 次の通りです。
- 神のことばを知らない無知が敵です。神様があなたに対して何と言っているか知らないこと、これが信仰の敵なのです。
- そして「来なさい」と言うのに神の方を見ないで、信仰の行動を取らないことが信仰の敵なのです。私たちはサタンに勝っているのです。「ですから、神に従いなさい。そして、悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります」(ヤコブ4:7)ので、敵ではないのです。
- 感覚に頼ることが敵です。そのことを知って対処していきたいです。
- そして最後の敵は、忍耐のないことです。「昨日は信じられたけど、今日は信じられない」。そうではないのです。信仰の連続は忍耐と言います。
アブラハムは25年の間、忍耐したのです。「ちっとも産まれない」なんて言わない。信仰の連続で「今日も信じます」「今日も信じます」と、25年忍耐の連続だったのです。私たちも「神がおっしゃったから治ったと信じます」という歩みをしていくのです。
私たちは、信仰に立つなら「圧倒的勝利者」です。見えないところのあなたは勝利者なのです。問題があることが問題なのではなく、見えないところにそのことが解決していることを信じないことが問題なのです。
病気が問題なのではない、病気が直ったと言うことを信じないことが問題なのです。トラブルがあることが問題ではない、トラブルが解決したと信じないことが問題なのです。サタンが持ってくる問題に振り回されることが問題なのではなく、サタンがさばかれたということを信じないことが問題なのです。
「しかし、私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです」(ローマ8:37)
これが見えない世界を見る力です。
言ってみましょう。「私はいろいろな問題があったとしても、これらの中にあって、見えない世界によって圧倒的勝利者です。アーメン」
圧倒的というのは、もう勝利が決まっているということ。必ず勝利するということです。主に感謝します。(終)
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徐起源(そう・きうぉん)
ERM聖書学校校長。恵那クリスチャンセンター(岐阜県恵那市)牧師。恵那レーマミニストリー代表、愛知県一宮市の超教派聖会「ワールド・リバイバル・カンファレンス」の理事・講師を務めるなど、その活動は多岐にわたる。同校本部の岐阜県恵那市に加え、京都、岡崎(愛知)、沖縄、立川(東京)など全国数カ所で聖書学校、聖会をおよそ月1回のペースで行っている。インターネット聖書学校、通信聖書学校等も現在開講中。※画像は恵那レーマミニストリーのロゴ。
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