ドイツのドキュメンタリー映画『イエロー・ケーキ クリーンなエネルギーという嘘』の特別上映会が、10月15日(水)に東京都豊島区の日本キリスト教会豊島北教会で開かれる。参加無料。
この作品は、その色から「イエロー・ケーキ」と呼ばれるウラン鉱石の精錬粉末の問題を追ったドキュメンタリー。「事故が起きなければ」炭酸ガスを出さない、再利用可能な資源、「クリーン」エネルギーと言われてきた原子力発電。しかし、その原料のウランは、精錬時点で処理方法がない放射性廃棄物と労働者たちの被爆被害を生み出す危険なものである。ウランの危険性を、旧東ドイツ南部、カナダ、オーストラリア、ナミビアなど世界各地の採掘所を5年にわたり取材し明らかにしている。
上映会を主催する日本キリスト教会震災対策事務所の所長で、豊島北教会牧師の芳賀繁浩氏は、上映会案内の中で「脱原発政策を打ち出したドイツから発せられる――決して声高にではない――静かなメッセージに、ご一緒に耳を傾けたいと思っています」と語る。
申し込み・問い合わせは、STUDIO GAYA(電話:03・6319・8958、メール:ishiyama.arch[アット]setagaya-mura.net)まで。
日時:2014年10月15日(水)午前10時半~(上映時間:108分)
場所:日本キリスト教会豊島北教会(住所:東京都豊島区千早3−37−2)